建築と木のものづくり

街で伐られてしまう木を活かす。檜と杉の本当の魅力を提示する。いまここにあるものでつくる、私たちのこの時代、この土地ならではのものづくり。

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山桜の一部を製材  

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先日伐採作業が無事に終了した山桜、これから製材所に行くのですが、やはり少々痛んでいる部分もありまして、当初期待していたほどの量、木材を採れないという現実にぶつかってしまいました。

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なので、上の方の枝分かれした幹の痛んだ部分を除けた短い丸太からも、地道に材を採ることにしました。下の方の主たる幹から比べると細いですが、それでも直径40cmはあります。ただ、こう短いと製材の機械にかけてもらえないので、自前でやるしかありません。

チェーンソーで縦割りって、相当にしんどい作業です。おがくずになる量も多いですし、本当は昔ながらの大鋸で手挽きするのが一番なのかもしれません。古道具屋で状態が良いものがあったら入手したいです。

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痛んでいない部分の木目は、本当に美しい! 少しでも歩留まりを上げるべく、乾燥に伴って発生する割れが最小限になるように、木口に割れ留めを塗って急激に乾かさないようにして、大事に大事に乾燥させていくことにします。

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いよいよ大物  

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庭木の伐採作業、いよいよ大物にかかります。
まずは立ち枯れのソロ(シデ)の木。

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ソロの木は樺科の木で緻密で堅い材質。墨流し杢がかなりの確率で出るようです。
立ち枯れでなければ良かったのにとちょっと残念。

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チェーンソーの刃はしょっちゅう目立て(刃の研ぎ直し作業)をします。木は砂や金気を吸い上げたり巻込んでいることがあり、そういう部位にあたってしまうとチェーンソーの切れ味は急激に鈍ってしまいます。

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さて、いよいよシンボルツリーの山桜にかかります。

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倒す前に記念撮影。

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倒す方向に少々引っ張りながら、、、

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無事、狙った位置に倒れてくれました。

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この木は、製材所に運んで製材し、家具や雑貨に生まれ変わります。それなりに痛んでしまっている部位もありましたが、なんとかやりくりしてみたいと思います。

→山桜が倒れる瞬間(動画)


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桜の枝払い  

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この現場で一番の大物、山桜の枝払い。木の上の上ってチェーンソーをふるう木こりさん、御年75歳!

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伐る枝にはあらかじめロープを結び、引っ張っておくことで、伐った枝や幹が好き勝手なところに落下することを防ぎます。加重が分散される枝葉はともかく、ちょっとした幹でも大変に重いのでとても危険です。

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桜の若い枝は、樹皮がとても美しいため、古くから樺細工など装飾に用いられました。街の木を活かすものづくりの会で使えるよう、状態の良いところを選んで取っておきました。

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上部で枝分かれしていた幹。長さはありませんが、お皿くらいは十分に作れそうです。


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庭木としてはちょっと大きな木を引っこ抜く!  

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庭木の伐採作業、よいお天気の中で開始です。
木こりの親方と、お手伝いのエキストラさん2人、あと私の4人での作業です。

普通は材木にならない程度の大きさの木、庭木としては大きい部類とも言えますが、この程度の木であっても、根っこから引っこ抜くというのは大変な作業です。僕も以前、設計で入ったお宅で、「ああ良いですよ抜いておきますよ!」なんて安請け合いして苦労したことが何度かありましたが、大したことはないと思っているとエライ目にあうのが木を抜くという作業です。

いざとなったらユンボ(パワーショベル)を呼ぶ準備をしてありますが、できれば呼ばずに済ませたいところ(コストがハネ上がるので)。木こりさんの知恵と経験が頼りなのでした。

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まずは枝を払って幹だけにします。

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幹だけになったら、幹の周りの地面を掘ります。根が張っているので、この掘るという作業が生半可ではありません。根を露出させ、チェーンソーでカットしながら掘り進めていきます。

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ある程度、根を切ることができたら、最も大きな木である山桜にウィンチ(手動)を掛けて、幹に巻き付けたワイヤーを引っ張ります。

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強烈な力で引っ張ることで、木が地中から多少は上がってきたり傾いたりするので、まだ切れていない根を切りやすくなります。これができるのとできないのとでは、本当にもう大違い。

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ボリボリボリボリっと言いながら抜けました。

ついでに、、、

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山芋が出てきました! 下の黄色いのは柿の木の根。やけに幅広の部分があったので、器にでもしてみようととっておきました。

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ちょっと休憩。山芋、本っ当に信じられないくらいの旨さでした!

こんな調子で、本日は柿の木2本、シュロ2本、サカキ2本、カリン、サザンカ、キャラ、ツツジ、サンショウ、シロダモ、モッコク、カバ、特大アオキ2本の枝を払い、このうち厄介そうな大きい物から5本ほど、抜根しました。

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スプーンくらいにはできるだろうと期待していたカリンでしたが、樹勢がすごかったのに内側は痛みが酷く、虫の巣窟でした。後学のために、少しだけ回収。

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サザンカ。こちらも痛みがありますが、おそらく上の方は綺麗でしょう。どうあれこれだけ大きなサザンカなんてそうあるものではないので、大切にしなければなりません。

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モッコク。こちらは綺麗! 木材としての性質にも優れます。

本日の作業はこれにて終了。明日は大きな山桜の枝払いと引き続き残った木の抜根を行います。

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お庭の山桜で家具づくり  

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私の活動を知って下さったご夫婦から、お庭の山桜を伐採しなければならないので、これを活かしてなにかを作って欲しいというご依頼を頂きました。

娘さんが生まれた年に植えた木で、この家のシンボルツリーとして長く生活を共にしてきた樹なのだそうです。やむを得ない事情によって伐られることになりましたが、こちらのご夫婦は、この木を木材として活かす選択をして下さいました。

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直径60cmは余裕である立派な大木。この樹が生きて来た年月と、その成長を見つめてきたご家族の思いに応えられるよう、がんばらなければなりません。

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堂々たる風格。しかし街の木であるが故に、そのことがときとして生き続けることの障害となるのです。もはや自前で行うのは不可能な剪定作業、隣近所の敷地や道路にまで降り積もる落ち葉など。街の木である以上、里山の木と同じであり、原生林のようにはいかないのです。

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今回は、山桜だけでなく、ほかにもたくさんの木を伐ります。写真はとても立派なサザンカ。物置を設置するために伐られます。

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これまた立派な山椒(サンショウ)。

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柿の木2本、美味しい実がたくさんなりますが、隣地が駐車場なのでこれもまた落ち葉とともに問題になってしまいます。

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シュロ(2本)とシロダモ。カーポート設置のためと、やはり隣地への落ち葉が問題になるための伐採です。シロダモは昔、蝋燭のロウの原料となりました。

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立派なキャラ。イチイの変種で樹齢が行っても細いので材木としての利用は聴いたことがありませんが、ごく小さい小物には使えるかもしれません。

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なんとカリン。

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ケヤキですがこちらは立ち枯れしてから時間が経っており、木材としての利用は無理そうです。

このほかにも、大きなツツジ、2本のサカキ、巨大なアオキを伐採、抜根する予定です。

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本日、木こりさんと一緒に現場で打合せを行い、思い出の山桜と記念撮影を行いました。
明日の朝から、謹んで伐採作業を行わせて頂きます。


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