建築と木のものづくり

街で伐られてしまう木を活かす。檜と杉の本当の魅力を提示する。いまここにあるものでつくる、私たちのこの時代、この土地ならではのものづくり。

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解体現場で丸太をGet! (都市森林資源の回収)  

実家の近所のこのお宅、大きな敷地に木がいっぱいあって、ちょっと鬱蒼としていて、庭に設置された大きな鳥かごではたくさん鳥を飼っていたりして、子供の頃から印象に残っていたお宅でした。

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先日、そのお宅の周りに仮囲いが作られて、古い建物の解体がはじまりました。敷地に沿って生えていた太い木々は避けるようにして仮囲いが設置されていましたので、ああ良かった木は残るんだなぁと思って見ていました。が、しばらくして現場の前を通ったら、、、

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すっかり全部、一本残らず木は伐られてしまった後でした。

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気を取り直して解体業者の親方に声を掛け、かくかくしかじかと事情を説明し、伐った木を棄てに行くようならぜひ譲って下さいとお願いしてみました。親方はとてもイイ人で、ぜひ持ってって! 運びやすいように切っとくよ! と快くOKしてくれたばかりか、またどこかで大きい木を伐ったら連絡するよとまで言って下さいました。

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親方が言うことには、頼まれたから伐っているけれど、大きな木を伐るのはやっぱり気持ちの良いものではないとのこと。今回などは、近所の人に「伐っちゃうの? バチ当り!」とまで言われたんだそうです。しかし、現場で作業にあたっている方々は、なにも好きで伐っているわけじゃない。更地にして分譲した方が良いというディベロッパーとその顧客たる総体としての私たち消費者の側にこそその原因があるわけで。

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量が多かったので、関東にいる木工仲間にも手伝いに来て頂いて、用意してきた軽トラに積めるだけ積みました。雨の中、伐られたばかりの生木はことのほか重く、1mそこそこの長さでも、大人二人で軽トラの荷台に上げるのは、ちょっとくじけそうになるくらいのキツイ作業です。

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白樫など広葉樹に加えて、腕ほどの太さのツバキも頂きました。ツバキなどは普通に木工で用いられる材ではなく、材木店に行ってもまず置いてある木ではありません。こういう機会があればこその材料です。そういう意味では白樫もまた、山の製材所に行っても手に入る材ではなく、里山や街でこそ目にできる樹木です。木材としては鉋の台や玄翁の柄に使われるなど、極めて高い強度を誇る良材ですが、日本で使われている樫材のほとんどは輸入材であり、貴重な国産の樫材は本来大切にすべきものなのです。

太い木も細い木も、まだまったくなにに使うかは未定なのですが、とりあえずは板に挽き、風通しを良くして乾燥させなければなりません。
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chrome hearts

解体現場で丸太をGet! (都市森林資源の回収) - 建築と木のものづくり

chrome hearts | 2013/10/23 11:52

chrome hearts

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